特別支援学校に通う高3女子。軽度知的障害、自閉症スペクトラムです。
特別支援学級小3の時地元ママ友から情報ゲット。平田先生と巡り合いました。先生は子供の様子をしっかり観察、その時点にマッチした指導をしてくれます。
親としてはピアノが弾けるか懐疑的だったのですが型通りの進め方ではなく好きな歌を取り入れたり、娘なりのスタイルでピアノを鳴らせれば誉めてくださり、入会1年経った時発表会に出していただくことが出来ました。学校では人前に立つのが苦手で舞台に立っても袖に立っているのがやっとの娘が、発表会ではしっかり弾き切ってお辞儀をすることもできました。
先生の指導はピアノだけでなく、季節、行事に合わせた話題を振って語彙を増やし、記憶メモリの小さい娘から記憶を引き出し言葉で説明をさせてくださったり、礼儀、生活習慣を指導してくださったりと多岐にわたります。子供の特性を理解した上でどうすればもっと子供を伸ばしてやれるかを親と一緒に考えてくださいます。
去年の発表会の曲は、レベルが上がり無理でないかと内心不安でしたが、無事最後まで引けたことが本人にとって大きな自信となり、今年もむつかしい曲に挑戦します。こんな日が来るとは思っていなかったので、厳しく、そして諦めないで子供に寄り添ってくれる指導に感謝しています。